春華 第三話

セーラー服にエプロン姿で襲われる



   ものすごい自己嫌悪とともに朝の目覚めを迎えた。

   昨日の体育教官室のことを思い出すと気分が悪くなる。

   身体のどこかに、まだ小杉の匂いが残っている気がして、ベッドから抜け出すと

  シャワーを浴びて丹念に洗った。

   「おや、珍しいね。朝からシャワーを浴びるなんて」

   「気分転換よ」

   「何かあったのかい? 夜には傍にいてやれなくてすまないとは思うのだけれど……」

   「ううん。ぜんぜん、大丈夫」

   夜も、そして日曜も仕事の洋平と、ゆっくり話せるのは朝だけなのだ。

   でも今朝は洋平の顔をまっすぐに見れない春華であった。



   学校に着くと、すぐさま声をかけてきたのは白崎真だった。

   昨日、抱きついてしまったことを思い出すと顔が赤くなってしまう。

   「あ、白崎くん。昨日は、その……ごめん、というか、ありがとう」

   「いや、べつに、その……お安い御用かな」

   会話が続かない……。

   「まあ、青山が忘れたいっていうのなら、なかったことにしてもいいよ」

   「え? あ、うん」

   「でも、いつか俺のほうから抱きしめるからな」

   何を言っているのかわからなかったけれど、白崎くんが顔を真っ赤にしていることで

  ようやく意味がわかったの。

   でもなんて返せばいいのかわからなくて……。

   結局、その場はそのまま別れました。



   授業を終え、スーパーに足を向けた。

   たった一人の夕食だけれど、自炊して食べるのが習慣であるのだ。

   スーパーの店内でいやな奴を見かけてしまった。

   体育教師の小杉先生。

   無視するつもりだったのに、向こうが気づいてしまった。

   「青山、お買い物か。確かお父さんと二人暮らしだったよな。うらやましいお父さんだよな」

   「父は仕事ですから、私一人なんです」

   そう言ったことを後悔した。

   小杉先生の表情がニヤけていたからだ。

   「俺も女房に逃げられて一人なんだよ。ちょっと家に来ないか」

   断らなければいけないと思いつつ、言いなりになってしまう自分がいた。

   逆らえば何をされるかわからない……。

   前父にされたことが蘇って、身体が硬直してしまうのだった。



   小杉先生の家は、こじんまりした一戸建てであった。

   中に入ると、私は早速料理をつくることとなった。

   キッチンで早速、野菜を切り始めると、小杉が真後ろに立って春華のおしりを撫で

  回し始めた。



   「制服にエプロンって、かわいいよな」

   ああぁ……どうして逆らえないの?

   小杉先生はスカートをまくり、ショーツの中にまで手を入れてきた。

   ヤダ……やめて……そんな……。

   「青山のおしりはすべすべだなあ。それにとっても柔らかだ」

   もう一方の手が、胸を触りだした。

   「こっちも充分ふくらんでいて柔らかいよ」

   「あぁぁん……せ、せんせい……」

   「おや? 感じちゃってるのかい。エッチな子だねえ」

   ショーツを剥ぎ取られ、おしりをべろべろと舐められる。

   嫌だけど……嫌だけど……私のアソコはもうぐっしょりなんです。

   私、キッチンに両手をついて伸ばし、おしりを突き上げました。

   小杉先生の舌が容赦なく責めてきます。

   割れ目を丹念に舐めたかと思うと、舌先を尖らせて、私の菊の花に突っ込んで

  くるんです。

   「いやぁ……そこは、だめ」

   「初めてかい? 先生が開発してあげよう」

   あぁぁん、変な気分なの。

   やめてよ、先生。

   私、おしりを振っちゃったの。

   「うむ。まだ青山には早かったかな。では、もう熟したこちらの果実を頂こうか」

   小杉先生が、私の果汁を必死に舐めるものだから、チュウチュウと音が鳴り響いたの。

   「さてと。先生も我慢できないからな」

   ズボンを下ろし、下半身を丸出しにすると、固く尖った股間の刀剣を、私の中へと

  突き刺した。

   「はあぁぁん……あぁん、あぁん……」

   「うほっ! 最高だよ。ううぅぅ、なんて締まるおまんこなんだ」

   小杉先生が思い切り腰を振るものだから、パンパン、パンパンと乾いた音が

  鳴り響いたの。

   そして私の果芯に熱いものを感じると、ようやく解放されました。

   小杉先生の表情は満足気で、その顔は前父と同じものに見えたのです。

   このままでは、私の幸せが逃げていってしまう。

   この人がいなくならなければ、私は奴隷のままになってしまう。

   消さなきゃ、この人。

   前父たちのように、消えてなくなりなさい。

   私は手元にあった包丁を握ると、小杉先生に向かって振りかざしました。

   小杉先生は必死になって避けました。

   刃先は小杉先生の顔をかすっただけ……。

   私は腕をつかまれたけれど、必死に抵抗したの。

   そして、私の左腕に痺れるような感覚が襲いました。

   そして左腕から血がぼとぼとと流れ出したんです。

   小杉先生は、ぎゃあぎゃあ喚いているだけでした。

   私は、腕を押さえながら家を出て、病院に向かいました。



   大きな病院が目に付き、春華は中に入っていくと、それに気づいたナースたちが

  大慌てで処置をしだした。

   そして、女医の先生に縫合を行ってもらった。

   どうしたのか原因を聞いてきたけれど、春華は口を閉じたままだった。

   制服なのだから、身元はすぐにわかってしまう。

   それでも自分の口からは言いたくなかった。

   「そんなに悲しい顔しないで。傷跡はそんなに残らないからね」

   そんなことはどうでもよかった。

   「先生、もう何も聞かないから。だから元気出しなさい」

   女医先生はにっこりと笑った。

   よくみるとすごく綺麗な人だった。それにとても優しそうだった。

   後ろにいる看護師さんが両肩に手を置き「大丈夫だよ」と何度も声をかけてくれた。

   そして、その看護師さんが家まで送ってくれたのだった。

   「私でよければ、いつでも相談に乗るからね」

   帰り際に言ってくれた言葉だった。

   そしてメモを渡された。

   携帯のナンバーと名前が書かれていた。

   白崎秋菜と書かれていた。



   


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