秋菜第六話
弟に見られたオナニー




   カーテンの隙間から朝陽が忍び込んできた。

   まだ起きるのには少し間がある。

   秋菜はベッドの中でまどろんでいた。

   夢の中で麗子に抱かれていたので、アソコがジュンっと濡れていた。

   無意識に指先が股間へと伸びていく。

   ソコはすでに熱く濡れていて、そしてとっても敏感になっていた。

   クリトリスがコリっと硬くなっているのが感じ取れた。

   股間から流れ出す蜜で指先を濡らしたあと、丹念にこすりつける。

   「あ! あぁぁん……」

   鼻から抜けるような声が思わず漏れてしまう。

   麗子先生の指先だったら、もっと気落ちよくしてくれるのに……。

   自分の指先でいじるより気持ちよくさせてくれる人は初めてだった。

   男性ではこうはいかないと思う。

   しかも麗子は女医であり、身体の仕組みを知り尽くしている。

   きっと彼女なら、どんな女性でもイチコロにイカセテしまうことだろう。

   今まで、何人の女性を手玉にとってきたのかしら?

   まさか、院内にも、虜になっている女性がいるのかしら?

   やきもちを焼いている自分がなんだかおかしい。

   女同士のSEXでも嫉妬してしまうものなんだと気がついた。

   やきもきする自分を振り払うかのように、秋菜はオナニーに没頭し始める。

   右手でクリトリスをいじりながら、左手で濡れそぼった洞窟の中へ侵入していった。

   人差し指一本じゃ物足りなくて、中指も添える。

   そしてドリルのようにクルクルとほじった。

   「あふ! あぁぁぁ……あん!」

   強弱をつけて、奥へ奥へと侵入していく。

   でも気持ちいいのが少し手前なので、また戻ってくる。

   肉襞の上の部分のちょっと硬いところ……そこを指で柔らかく引っかく。

   「ああぁ! んん〜〜!! いいっ!」

   思わず身をよじってしまう。

   麗子に開発された部分だった。

   秋菜はベッドの上で、のた打ち回った。

   不意にドアのほうに目が行った。

   ドアが少し開いていたのだ。

   誰かが覗いている?

   弟の真だった。

   一瞬、心臓が跳ね上がったけれど、もう自分を制御することはできなかった。

   アクメを迎えつつあったのだから……。

   かまわず続行。

   秋菜は全身が引きつくほどの快感を得て、絶頂に至ったのだった。

   しばらくは、思考回路がとまってしまい、ベッドの上でぼうっとしていたが、気を取り直

  して部屋を出た。



   弟の真は洗面所で顔を洗っていた。

   秋菜は裸のまま背後に忍び寄ると、「わ!」 と脅かして抱きついた。

   真には裸を見せても、ちっとも恥ずかしくはない。

   そういう間柄だったが、真の下半身の裸は見たことがない。

   それでも、さっきのような現場を見られたのは、秋菜の知る限りでは初めてのはずだ。

   別に怒る気はない。

   思春期の男の子なのだし、ナースをやっていればそういう事情だってわかるというも

  のだ。

   「見たでしょ? 真」

   「ごめん」

   「じゃあ、今度は真のオナニーを見せてね」

   「ええ?」

   「あはは。ウソよ、ウソ! これからは覗き見厳禁だからね」

   「わかったよ」

   秋菜は離れ際、冗談半分に真のアソコに触れてみたのだが、そのとたんに真顔に変

  わってしまった。

   そこはギンギンに硬く大きくなっていたからだ。

   それだけなら笑い話だけれど、問題はそのサイズだった。

   子供の頃に見たサイズとは明らかに違っていたのだ。

   我が弟ながら、これほどまでに立派に成長していたのかと思うと、感慨深げだった。

   「やめろよー」

   と真は本気で嫌がり、顔を赤くした。

   そんなところはまだ子供だと思った。

   まだ童貞だろうか? と頭をよぎった。



   朝食はなんだか気まずい雰囲気になってしまった。

   「真。怒ってる?」

   「いや、俺のほうこそ、悪かったと思ってる」

   「ねえ、真。彼女とかいるの?」

   「え? いや、その……」

   秋菜の頭の中に一人の少女が突然に浮かび上がった。

   青山春華。

   「ひょっとして、春華さん?」

   「まだ彼女というわけじゃないんだけど、なんていうのかな……」

   「まだって? ちゃんと告白したの?」

   「したよ! したけど……」

   「断られた?」

   「そうじゃないんだけど、よくわからない子なんだ」

   「ふ〜ん。じゃあ、今度、うちに呼びなよ」

   「え?」

   「私、あの子のことは少し知ってるんだ」

   「ええ? なんでだよ?」

   秋菜は答えに躊躇してしまった。

   彼女はレイプされた可能性が高いのだ。

   それを真に悟られるのはまずい。

   「ちょっと病院で見かけたのよ。誰かのお見舞いだったかな? 真と同じ学校だった

  から名前を覚えてたの」

   真が黙って見つめてくる。何かを疑った目のようだ。

   「考えておくよ」

   そういい残し、真は学校へ向かっていった。

   秋菜は今日は準夜勤だから、まだ時間に余裕があった。

   ベッドに向かい、もう一眠りするつもりだ。

   青山春華の顔を思い出すと、胸がときめいた。

   同じレイプ被害にあった女の子。

   互いに抱き合える可能性は高いのではと考えると、思わず笑みがこぼれてしまう。

   不意に乳首がうずいてしまう。

   爪先で鎮めるようにコロコロと転がしていると、次第にピンと硬くなり感度を高めた。

   指を唾液で濡らし、今度は乳首を摘むと、全身に電気が流れるようだった。

   もう一回しちゃおうかな?

   秋菜は朝陽の中で、再びオナニーにふけった。

   脳裏に春華と麗子の顔を浮かべて……。



   


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